観劇感想を中心に日々雑感を語ってみる。
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♯ 東宝ミュージカル「レ・ミゼラブル」(マチネ)


マチソワから帰宅。

あの公演の何を書けというのでしょう…。今はもう魂抜けきってコメントもない状態です。

岸アンジョ、とにかく良かった。小鈴アンジョの厳しさが素敵だった。

四月抜け組の気合いを感じました。うん、いいステージだった。



でも明日一日休んで明後日は既にマチネ入れてるわけで…。

明日でも思い出して気持ちの整理つけながら入魂したいと思います。

| ミュージカル(レ・ミゼラブル) | 08:35 | comments(0) | trackbacks(0) | | |

♯ 東宝ミュージカル「レ・ミゼラブル」(マチネ)


CAST:

バルジャン:山口祐一郎

ジャベール:岡幸二郎

エポニーヌ:坂本真綾

ファンテーヌ:マルシア

コゼット:河野由佳

マリウス:泉見洋平

テナルディエ:徳井優

テナルディエの妻:森久美子

アンジョルラス:岸祐二



というわけで岸アンジョと真綾エポの楽です。

席は1階I列の下手側。きっと岸アンジョの最後の笑顔は見れない…と思いつつ、でもとりあえず最後の勇姿は目に焼き付けるぞ!と気合いを入れて見てきました。

というわけで果てしなくアンジョ寄りレポですがご容赦を…。



まず山岡対決は見応えがありました。岡さん、結構声が掠れたりして心配な感じではありましたが、気迫が凄い。(後に喉の故障だったこと判明。お大事にしてください)睨み合ったままの「♪これだけは〜誓う〜」「♪もう逃げられない〜」は素晴らしかった。

関係ないんですが岡ジャベが砦でバルジャンに「でーるーのーだ!」と机に突き飛ばされた時の後ろ姿が妙に色っぽくて好きです(笑)

自殺も声は枯れていましたが、「壊れた」感が良く出ていてあれはあれでありかなと。ただかなり無理に絞り出している印象だったので喉に良くないんじゃないかな…なんて。心配です。



坂本エポは正直好きなエポじゃなかったんですが、今日は良かったなー。すごく「等身大」な感じがして自然だった。「恵みの雨」がとても静かで、マリウスとエポニーヌの間にある空気がとても透明に感じた。カテコの挨拶も可愛くて、苦手意識が結構払拭されたかもしれない。お疲れ様でした。



で、岸アンジョ。ベガーズで「♪それは将軍ラマルク」と出てきた瞬間、なんかこう胸に何とも言えない想いが。「あー、最後だよ〜」って思うとそれだけで寂しくなってしまってちょっと目頭が…。そんなに好きだったのか自分。

この日は見ていて全体的に初日を思い出しました。気合い一発の初日から、きっと色々な想いを経て千秋楽はパワーアップした気合い一発に戻る、みたいな(笑)アンジョルラスの力強い歌声一つ一つがガンガン伝わってくる。ふと客席側を見ると上手半分のオペラグラス上げるタイミングシンクロ率がものすごい高確率だった。すげえ。

ABCカフェでは一人一人の学生に語りかけるようにして歌っていて、また学生がアンジョルラスを見る目が期待と信頼に満ちて見える。アンジョルラスを中心に徐々に一つにまとまって行く課程がわかりやすく感じられた。恋ボケ(笑)している泉見マリウスに対しても真摯に、真っ直ぐに語りかける。

「♪グランテール!酒を置け」で阿部グランが「ぶはっ」と酒を吹き出すのもいつものこと。ラマルク将軍の死で落ち込む学生たちの中、静かにアンジョルラスが歌い出す。「♪ラマルクの死 その死を無駄にしてはならない〜」徐々に学生達に生気が戻る。ボルテージが上がっていくアンジョルラスは革命の象徴である赤い旗を掴んで高々と掲げる。沸き上がる歓声、そして静寂。そこに静かに入ってくる「♪闘う者の歌が聞こえるか〜」という歌声。何度見ても岸アンジョで好きな場面ベスト3に入るシーンはここだったりします。あの低い声が静まりかえった場内に響くのがいいんですよ。学生たちの「この人は何を言おうとしているんだろう」という緊張感も。楽曲の力が遺憾なく発揮された素晴らしい場面だと思う。

そしてこの日の「One Day More」で、岸アンジョは笑っていました。「明日」という日が希望に満ちあふれていることを心から信じているような笑顔。今までの岸アンジョは、わりと厳しい表情でこの曲を歌っていることが多かったように思うのであの笑顔にはびっくり。カンパニー全体の勢いも凄くて、涙涙で1幕終了でした。



2幕に入って学生側の状況は悪化していく。志願兵としてバルジャンが砦に入ってくるシーンでは、エポニーヌの死でボロボロになったマリウスを背中に庇うようにして銃を構える姿が印象的だった。「Drink with me」で酒を飲んでグランテールを静かに見つめる目、「Bring him home」の祈るような歌声に乗せて経過して行く砦の中の時間。静かに星を見上げて何かを決意するアンジョルラス、ガブローシュの寝顔を悲しい顔で見つめるグランテール、そんなグランテールを見る少年ピエール。別れを惜しむ恋人・家族。

「二度目の攻撃」で、小さな命を散らしてしまったガブローシュ。盆が回りながら、睨み合うようにして目を合わせるアンジョルラスとグランテールにスポットが当たる。ここも好きなシーン。そして目を逸らし、がくりと肩を落とすアンジョルラス。もしかしたら岸さん、マジ泣きしてたんじゃないかな…と思う肩の動きだった。

「砦の者よ良く聞け!」とアーミーオフィサーの声に、瞬時にリーダーの顔に戻って外を向くアンジョルラス。徐々にその背中が怒りに、悲しみに震え始める。今日のここのテンションは凄かった。背中を見ているだけで感情がどんどん伝わってきて目が離せない。そして振り返った瞬間の表情をなんと形容したらいいのかな。「♪死のう!僕らは敵など恐れはしない!」って血を吐くような叫びでね。でも絶望してるんじゃないところが悲しくて。

マリウスが撃たれ、グランテールを振り切る瞬間の笑顔がね、見えちゃったんですよ。見えないと思ってたんですがギリギリで見えまして。見てしまったらもう涙止まりませんよ、あんな笑顔。しかしここでアクシデント。落ちる時に足を引っかけてしまったようで、1階I列から砦の向こうに一瞬2本の足が…体勢的には「犬神家の一族」@静馬状態に見えたんですが、どうなんだろう。(つまり足が「V」状態というか)だとしたら砦の裏側で逆立ち状態だったわけで…大丈夫だろうかとドキドキしている間に砦陥落。角川コンブフェールが壮絶な死に方してましたね。あまりはっきりは見えなかったんですが、トリコロールのサッシュを腕に巻いて、口で引っ張るような状態で弾薬庫に全身をかぶせるようにして死んでました。

砦陥落でもうぼろ泣きしながら見ていたら、岡ジャベールがバリケードの上からアンジョの遺体を見つけた時、敬意を表すように腕を胸に持って行って、それがまた涙を誘うんですよ。



一人生き残ったマリウスが歌う「カフェ・ソング」ここは泉見さんが魂の熱唱。後ろに立つ学生たちの笑顔も悲しい。そこに走り込んでくる由佳コゼの澄んだ歌声に癒されます。

エピローグは山口バルジャンの「完全死」バージョン。

でもやっぱりこれやられちゃうとすっきりしない。タイミングなんだと思うんですが、「私は父じゃない…(がくっ)」だと二人ともそう思ってないことは間違いないのに、コゼットは「パパはパパなのよ」と言う間がなく、バルジャンもコゼットの気持ちを聞かないままに死んで行くのでなんだか悲しい。言葉にしなくてもわかるんだろうけど、私は大切なことほど言葉にしないと伝わらない部分があると思っているので…。これはこれでアリだとは思うんですけどね。

そして仲間たちの大合唱で本編終了。終わってカーテンコールに入ったら逆に泣けてきました。「終わっちゃったよ〜」って。



カテコではDCカードのキャラクター「かっぱとタヌキ」の大きなビニール人形を岡さんと山口さんが持って登場。



岡かっぱ「ミュージカルといえば?」

山たぬき「かっぱとたぬき!」

岡かっぱ「違うでしょ!レ・ミゼラブルでしょ!」



みたいな小芝居が繰り広げられた後、真綾ちゃんの挨拶。そして岸さんの挨拶だったのですが、「皆さんに支えられて」と言おうとして「皆さんを支えて」と言い間違ってしまい、カッパとタヌキにぼこぼこに…(笑)特に山口さんは多分狙って頭のピンマイクの上をバシバシ叩くので、「ボスッ!ボスッ!」と凄い音がしてました。そして挨拶の続きが長引き(岸さん、上手く言葉にならなかった様子)始めると、後ろで二人で指をぐるぐるまわして「巻け」の合図。

最後は「DCカードでチケットを買っていただいてまた劇場でお会いしましょう!」と締めて、終了でした。



岸アンジョの登板回数は16回。私はそのうち、なんと12回を見ました。3/4クリアです。アホですね〜。岸さんという役者さんがアンジョルラスを演じて生まれた「岸アンジョ」が果てしなく私のツボにはまった結果です。色々無茶もしましたが本当に楽しい1ヶ月でした。

これが最後なんて言わず、大阪名古屋の公演でまた岸アンジョと出会えることを楽しみにしてます。でもプリンシパルの初日楽日の貸切は金輪際やめてください…。岸アンジョ贔屓の私と、コングテナ贔屓のW嬢はキャストスケジュール見て崩れ落ちましたよ…。(結果的に私がJCB・W嬢がDCカード持ってて事なきを得たんですけどね)

| ミュージカル(レ・ミゼラブル) | 08:35 | comments(0) | trackbacks(0) | | |

♯ 東宝ミュージカル「レ・ミゼラブル」(マチネ)


※4/30追記



CAST:

バルジャン:山口祐一郎

ジャベール:鈴木綜馬

エポニーヌ:新妻聖子

ファンテーヌ:マルシア

コゼット:剱持たまき

マリウス:藤岡正宏

テナルディエ:徳井優

テナルディエの妻:瀬戸内美八

アンジョルラス:岸祐二



通い詰めた岸アンジョもとうとうあと2回。藤岡マリ・小鈴コンブとはこれがラストです。

しっかり目に焼き付けようと思ったのですが…座席環境が悪すぎ(T_T)

開演してすぐに後方から「カツンカツン」と金属を爪で叩くような音が聞え始め、何事?と思ったらどうも後ろの人がリズムを取り初めまして…。しかも舞台が盛り上がると「バシン!バシン!」と音が大きくなるんですよ。勘弁して〜;

流石に注意しようと思って幕間に振り返ったのですが、ちょっと言えない雰囲気の方で…。だから周囲の方も注意しなかったんだと思うんですけど。舌鼓されたりゲップされたり、かなり辛かったです。これも運ですね。

でもでも!舞台自体はすごく良かったです!学生に偏ったレポになりますがご容赦。



まずは小鈴工場長。いつもの手紙を口に銜えて「取ってみろよ」から1ランクアップしたHさで、太股の下に手紙を挟んで「ほら、取れよ」とやってました(笑)取れるかー!マルシアファンテを触る手付きも「いやらしいわ!」って感じでグーです。

旅人のシーンでは今日はお酒が不味かったらしく(いつもだけど、特に)、一回こっそりと中身を捨てて、もう一回入れ直して呑んでました。握手された手は臭くなってしまったらしく、最後までずっと匂いをくんくん(笑)阿部旅人が来てからは優雅に会話しつつ、いつもよりもちょっと控えめに歯に詰まった「何か」を取ってました。酔っぱらった後はお客のお嬢さんのスカートをめくってみたり、「♪自惚れ野郎の イ・○・ポ!」で突然複雑な表情をしてみたり。でも酔っぱらって気持ちよさそうな表情が印象的でした。



新妻エポちゃんは娼婦の時髪を三つ編みにしてるんですね。彼女はエポの時に鬘を使ってないっぽいので、ウェーブ作ってるのかしら?と思ってみたり。(そんなことないか)

彼女のエポちゃんは手の動きが切ないな〜と思いました。プリュメ街で「♪待つわ〜」と、肩に置かれたマリウスの手が外された瞬間、それから「One day more」でやっぱりマリウスが手をすり抜けて行った瞬間。指先に切なさがあって泣けてしまいました。「On my own」は素晴らしい歌声で聞き惚れたし、「恵みの雨」の悲しい笑顔も良かった。素敵なエポニーヌでした。



その「恵みの雨」では今日も大久保ガブちゃんが岸アンジョの袖口をくいくい引っ張ってました。泣けるんです、あれ(T_T)

藤岡マリウスは楽日を前に私的には今期一番の出来。第一声から力強くて素晴らしかった。エポニーヌが召されてしまった後の呆然とした表情、そしてバルジャンがやってきてもすぐに銃を構えない演技。構える直前に一瞬「これでエポニーヌは死んだのに…」みたいな感じで銃をじっと見つめるのがすごく自然で、そんなマリウスの肩にアンジョルラスが銃を構えつつもずっと手を置いて庇うようにしていて、二人の友情と心の温かさにまた感動。



岸アンジョはラストが近づいて一段と輝いてますね。一つ一つのシーンを大切に演じているのが伝わってくる感じ。ABCカフェでマリウスを諭すシーンの厳しくも優しい目線がいいですね。それから「恵みの雨」からの流れがいい。ガブローシュの死で身を乗り出して援護射撃しようとする姿も印象的だった。「Bring him home」は今日も背中で語ってたし。ガブローシュが撃たれた後の悲しみは日に日に増してる感じがします。

マリウスが撃たれた後にグランに向かって微笑む時、今日はそっとグランの胸元を押して、そのまま2〜3歩進んで押しのけてからバリケードを駆け登ってました。なんかその数歩でいつもと違う印象になってた気がします。より「後は頼んだ」的な感じがした…かな?

ただ、撃たれて落ちる時に足首が手すり?に引っ掛かってしまって、慌てて体勢立て直したのか立ち上って移動する姿が丸見えでした(^_^;

その後、砦が落ちてスポットが当たった時になんだか妙に下に吊られてる感じで驚きました。いつもだとひざ上は客席から見えないんだけど、今日は足先まで見えた。どんな体勢だったんだろう…。



そうそう、今日はプリュメ街と「マリウスとコゼット」「エピローグ」の三重奏がどれもきれいに決まっていて、プリュメ街では久々に拍手を聞いた。エピローグはエポの低音が大切なんだなぁ。あれがしっかり効くとバルファンテの声がすごく活きる。



それにしても4月組、ほんとに明日で終わっちゃうんだなぁ…。

なんかバルジャベのレポを全然してませんが、今日明日は許して下さい…。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



・追記(4/30)

そういえば「結婚式」の給仕のアプローチが普段と違ってました。

テナ妻に「あっ!」ってやられた後は何も発見できず。投げられたブーケはドモがキャッチ。そして「宴会乞食」でつられて踊り始める招待客にを「あの…あの!なんで?行かないでくださ〜い!」って感じで一生懸命止める岸給仕。結局みんなが行ってしまってしょんぼりしてるところにドモから「俺たちも行くぜ!」と腕を差し出され、最後は元気よくジャンプしてました。到達点高け〜(笑)

このシーンは美八さんの「オホホホ」って笑うときの仕草を「?」と真似するのも好きだったりします。



| ミュージカル(レ・ミゼラブル) | 08:35 | comments(0) | trackbacks(0) | | |

♯ コンサート!


うちの会社の人事は6月基本。いや〜、今年は大改革。

自分も多少は巻き込まれる模様。とはいえ基本ラインは

いい方向に巻き込んでくれそうなのでちょっと期待。

そして異動関係の話題もちらほら。人員担当者が泣きそうですね、今年も。



明日頑張ればとりあえず明後日からは連休です。

なんとか乗り切ってレミゼを楽しむぞー。

| 雑談 | 08:35 | comments(0) | trackbacks(0) | | |

♯ コンサート!


帰ってきたら岡さんのコンサートのお知らせが。

……また締め切りが給料日前だよう。ううう(涙)

でもあゆ歌う岡さん生で見たいし、Your eyes歌う岡さんも見たい…

申し込むしかないよなぁ。ああ、また懐にブリザードが。



どうせラブコレクションなら「I'll cover you」(リプライズの方)が聞きたいなぁ。やってくれませんかね?岡さん。

| ミュージカル | 08:35 | comments(0) | trackbacks(0) | | |

♯ 小鈴さん・岸さんの次の舞台。


先日「レ・ミゼラブルの小部屋」にお邪魔(笑)した際に小鈴さんのお芝居「国会ランチ」のチラシはいただいたんですが(※こちらをご参照下さい)、続いて岸さんの舞台も決定した模様です。



なんと!「秘密の花園」です!

♪誰も〜知らない〜秘密の〜花園〜♪(違)。いわゆるあれです。バーネットの秘密の花園で、しかもミュージカルだそうです。



どちらも非常に楽しみです。国会ランチは既にチケット取得済みですが、秘密〜の方もぜひ見に行きたいと思っております。子供の頃この話好きだったんだよな〜。



さて、今まであまりお見かけしなかった小鈴さんのファンサイトができたそうです。



・小鈴まさ記さんファンサイト「blue flag」/管理人:風鈴さま



できたてほやほやのサイトさんですが、ファンの皆様盛り上がっていきましょう。

で、何故か今までリンクしてなかった岸さんのオフィシャルサイトと一緒にリンクページにも追加させて頂きますね。



・岸 祐二 OFFICIAL WEB SITE「CODE RED

| ミュージカル | 08:35 | comments(0) | trackbacks(0) | | |

♯ というわけで。


とりあえずは完全復活です。あー、久々に酷い風邪だった。

あれしきの風邪直すのに4〜5日もかかるとは、もう若くないわ…



で、19日夜がとにかく高熱だったせいか、15〜17の本公演記憶が

かなり遠かったりします。小部屋は結構覚えてるのでなんとかレポ…と思ってますが

本公演は後で超簡単レポして終了になりそうです。

やっぱり疲れててもその日の夜とか翌日には書かないとダメですね。

今後の教訓にさせていただきたいと思います。



今日はF嬢の壊れたPC代替え機探しにおつきあい予定。

終了後は手羽ですか?

| ミュージカル(レ・ミゼラブル) | 08:35 | comments(0) | trackbacks(0) | | |

♯ 今日は


妹のお誕生日でした。

給料日前の誕生日のせいで例年渡すのが翌日になってるプレゼント(笑)

今年は何にしようかな〜と真剣に悩んだのですが



「……レミゼ行く?」「取れる?」「日付プリーズ」「らじゃー」



というわけで、SP公演2FA列サブセンター持ってたのに、仕事の都合で行けなくなって弟に譲る羽目になり、挙げ句本公演のチケットそれしか持ってなかったから「今年は見れない…」と遠い目をしていた妹にチケットをプレゼントすることに。

妹から提示されたのは5/5or5/7。石井バルはレミコンで見てるし、個人的には今井バルを見て欲しかったんだけどことごとく日程が合わず。

「レミコンで見れなかったモリクミさんが見たい」という妹の一言で5/7になりました。なんだよ、その日私も行くじゃん(笑)

うちの妹は石井バルに縁があるのだろうか。つーか、ヤツがレミコンで見た阿部ジャベが見たかったよ…

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♯ 東宝ミュージカル「レ・ミゼラブル」(ソワレ)


CAST:

バルジャン:山口祐一郎

ジャベール:岡幸二郎

エポニーヌ:ANZA

ファンテーヌ:井料瑠美

コゼット:剱持たまき

マリウス:藤岡正宏

テナルディエ:コング桑田

テナルディエの妻:森久美子

アンジョルラス:岸祐二



アンジョが岸さんだったからと、「ワンデイモアで下水道で狭そうにしてるコング&森夫妻が見たい!」というアホな理由で取った回でした。バカだな、私。



山口バルジャン5回目です。やっと慣れてきました…(私が)。3月に初めて見たときとはコンディション的に大違いな気がします。出すところはきっちり出てるし、上がるところはきっちり上がってる。でもやっぱり「♪ココカラコゼトツレサラネバ」だけはどうしても笑いそうになってしまうのです…あそこの動きも何とも言えない動きで、相乗効果で…。エピローグ、山口バルジャンは「♪私は父じゃない〜」でガクっと「死ぬ」演技をなさるんですね。新鮮でした。でも最後の言葉が「私は父じゃない」ってちょっと悲しいな…。カーテンコールで岡さんとふざけて遊んでるのが可愛かったです。



岡ジャベ。調子悪いのではないんでしょうが、「自殺」がいまいち決まりませんね。あれも演技プランのうちなんだろうか。「正義」の一言でいろいろな物を切り捨てて来た自分が崩れ去るその迫力はすごく出ていたのでそんなには気にならなかったけど。最初の「麗しのお蝶様」って印象は最近だんだんなくなってきたな。多分いいことなんだと思う。それにしても欄干またぐときいつも股下に注目してしまうよ…長すぎる。カテコで山口さんと股下比べしてたけど、どっちが長かったんだろう(笑)



久々のたまコゼは美々しかったです。「ラブリィレイディ」の娼婦の演技は前見たときの方が色っぽくて好きだった…。(そこかい)

歌声は相変わらず安心して聞いていられます。綺麗な声でいいなぁ。でも落ち着いた感じがするので、藤マリ相手だと「お姉さんにお任せ♪」って感じですね。



その藤マリ。いやほんっと良くなりました。良く笑うようになって、良く怒るようになって、良く泣くようになった。演技初めての若いマリウスに求めてたのって結局そういう物なんですよね、私的には。演技のテクニックとかそういうんじゃなくて、とにかく等身大の青春を思いっきり感情のままに演じてくれればそれでいい。

今日は「恵みの雨」の後のシーンがとても印象的でした。自分からアンジョルラスに縋り付くパターンてのは初めて見た気がする。受け止める岸アンジョの包容力も良かったし、泣けました。

あと、撃たれて落ちた後に足が下水道の蓋に乗ってしまって、ずらそうと頑張ってたんだけどずらしきれずに、結局山バルが蓋開けたときに足が「どて」って落っこちてました。



岸アンジョは今日は「彼を帰して」ですっと空を見上げてぐっと拳を握り、赤いフラッグをそっと撫でる仕草に涙。そこからの「♪市民は来ない〜」がまたもう…。

前後しますが、「恵みの雨」で大久保ガブちゃんが目をごしごしこすりながら、アンジョの袖をくいくい引っ張るんですよ。「なんとかしてよ!死んじゃうよ!」な感じで。そのガブちゃんを見つめる視線にも泣けてしまいました。桝井ガブちゃんの時はこれやってなかったので、大久保くんのオリジナルなんですね。すげぇ。



久々のコングさんは相変わらずお上手で、いい感じでした。基本的にあんま悪者顔じゃないのであくどさに欠けるのが欠点ですが、やっぱり好きです。楽しみにしていたワンデイモアは案の定下水道内みちみちで、見てて非常に楽しかったです(笑)



来週は久々に平日ソワレなし。次回は週末の4月組千秋楽+前楽になります。

なんだか寂しいなぁ…。

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♯ 阿修羅城の瞳2003 デジタル上映


CAST:

バルジャン:今井清隆

ジャベール:鈴木綜馬

エポニーヌ:ANZA

ファンテーヌ:井料瑠美

コゼット:河野由佳

マリウス:泉見洋平

テナルディエ:佐藤正宏

テナルディエの妻:森久美子

アンジョルラス:岸祐二



昨日医者で打って貰った今時あり得ないサイズの注射のおかげで復活。

E列サブセンでじっくりと鑑賞させていただいたんですが、熱のせいでHDDや感性がリセットされてしまったのでしょうか?なんだかもの凄く新鮮に感じて、久々に涙が止まらない公演でした。



前からやってたかどうか分からないのですが司教様が「♪あなたの魂 私が買った〜」と歌った後、今井バルジャンが思わず…といった感じにその手を取ってキスしたんですよ。それ見たらなんか泣けてしまいまして…。

その後の独白も「♪パン一つの罪で〜」の後に泣き崩れる姿や、銀の燭台に頬ずりする仕草が胸に迫ってきて切なくてねぇ。

どのシーンも素晴らしかった「バルジャン」がそこにいるって感じで。今井さんがバルジャンの日は、レミゼが「バルジャンの人生の物語」でありながら「民衆の物語」であることを強く実感します。バルジャンという男を通して、登場人物一人一人の人生が強く結びついて伝わってくる。不思議と他キャストの人生が浮き彫りに感じられるんですよ。それって凄いことだと思います。

エピローグ、由佳コゼの額にキスをして召されていく姿に涙。そしてその後にお腹からハンカチを取り出して涙を拭いてる姿にちょっと笑顔(笑)この後5/2まで見られないけど、また素晴らしいバルジャンを見せてくれることに期待。



そして河野コゼ。河野コゼと今井バルジャンのコンビは本当に見てて胸がほんわりと温かい気持ちになる。父への愛、娘への愛、そういったものがバンバン伝わってきて、エピローグで泣いてしまう率が高いのも本編からの積み重ねがあってこそなんだなぁと改めて思いました。

泉見マリウスが一生懸命間に割り込もうとしているように見えてなんだか笑ってしまった。



その泉見マリウスは「恵みの雨」後の茫然自失の表情が印象的だった。それから「カフェソング」での激しさと、エピローグで仲間たちの歌声に気づくところ。ここは泉見マリウス独特の演技なのかな?カフェソングでその存在に気づかず、最後に気づくところに「救い」が見えて、とても気持ちよくラストを迎えることができました。



ANZAエポちゃんは相変わらず可愛い…。「♪大丈夫 ムッシュマリウス〜」と「On my own」での笑顔が大好き。あそこで笑えてしまう女の子ってすごいなーと思います。だから彼女のエポが好きなのかな。悲しいだけじゃなく、切ないだけじゃなく、自分の意志で人生を元気いっぱい生き抜いたって感じがする。



佐藤テナ&モリクミテナ妻。佐藤さん、だいぶ声が戻ってきたのかな?でももうちょっとかな〜。日舞をやってらっしゃるせいか、所々の指先の動きや上半身の流れがとてもきれいな佐藤テナ。なのに表情は結構怖い佐藤テナ。私は結構好きです。何より音を外さないし、テナ妻との歌もちゃんとハモってる…。「♪天国見上げても〜 丸いつ〜き〜が〜」の所はもうちょっと歌い上げてくれると嬉しいな〜なんて思ったりもしますが。

モリクミさんは相変わらず良かったです。声がちょっとお疲れかな〜って気もしましたが、それでもあれだけ歌えていて素晴らしい。



岸アンジョは今日も熱かった…。個人的に伊藤グランとのコンビのが好きなのは20日夜のあの伊藤グランの泣きそうな顔を見てしまったからでしょうか…。ちなみにガブちゃんは大久保君との方がいいな。(恵みの雨の演技があるから)

給仕でドモを口説くとき、いつもと違って胸をツンツンしてて可愛かった(笑)



明日は久々のコングテナです。楽しみだー。

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