観劇感想を中心に日々雑感を語ってみる。
<< November 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
blog list
mail
<< 寿司に群がる人々。 | main | クラシカルミュージカル「眠らない音」(千秋楽) >>

♯ スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - | | |

♯ 十月大歌舞伎(夜の部)


@歌舞伎座



夕べのパーティーでタクシー帰宅の上出勤という、歌舞伎見るのは最悪のコンディション。おかげで引窓前半の記憶がありません…くそう。



・双蝶々曲輪日記 引窓

ふと気づくと頭っから30分記憶がありませんでした。悔しい。でもその30分のおかげで残りはすっきり。

とにかく田之助さんの母お幸が素晴らしかった。息子を思う気持ちがビシビシ伝わってきて切ないことこの上ない。そして密かに左團次さん好きな私は濡髪長五郎の豪快な演技も嬉しかったです。菊五郎さんの兵衛・魁春さんのお早といい、色々な形で相手を思いやる、気持ちのこもったお芝居で良かった。



・日高川入相花王

人形浄瑠璃を人間が演じるという形で、「道成寺」の日高川を渡るシーンをやってくれました。解説に「人形振りをすることでおどろおどろしさが増す」とあって、見る前は「どんな感じなんだろう?」と思ってたんですが、見てびっくり。あの制限された動きで、無表情で演じるからこそ本当に怖い!怨念籠もってる感じで凄かったです。最初に口上なんかもあって面白かった。

そして玉三郎さんの動きがTVとかでたまに見かける浄瑠璃人形のあの動きそのまま。うはー、と思ってたらちゃんと口がカパーっと開いて化ける所も口だけマスクする形で表現したり、髪を振り乱すのもあのままやってくれました。凄い。般若面に龍の手の形(?)なんかされた日には本当に怖い。圧巻だったのは大蛇の化して川を渡り、最後に岸にたどり着くシーン。ここで初めて人形遣い(菊之助さん)から解放されて、人形が人間の動きになるんですが、桜の背景と、その木に巻き付く大蛇の動きのおぞましさ・美しさに感動してしまいました。場内大拍手・喝采。

船頭役だった薪車さんのいかにも「操り人形」な動きも素晴らしかったです。



・心中天網島 玩辞楼十二曲の内 河庄

上方和事独特の間と掛け合いが楽しかったです。雀右衛門が休演ということでものすご〜く残念だったのですが、代役の翫雀さんが「情の深い女」を熱演されてて良かったと思います。でもちょっと恰幅が良すぎたような…。

鴈治郎さんの治兵衛の「ダメ男」っぷりが素晴らしかった。ほんっとダメな男なのにどこか憎めない。そういう男だからこそ惚れてしまった小春の気持ちがわかるようなわからないような。苦労性のお兄さん孫右衛門@我當さんも、良かったなぁ。この兄弟の掛け合いはほんっと楽しかった。

そうそう、最初に出てきた丁稚三五郎@壱太郎くんが場内の笑いを浚ってました。いい味出してます。

上方和事はあまり見たことないのですが、どれもいい意味での俗っぽさがあって好きです。もっと色々見たいと思いました。日々勉強。

| お芝居(歌舞伎) | 08:35 | comments(0) | trackbacks(0) | | |

♯ スポンサーサイト

| - | 08:35 | - | - | | |

♯ コメント

♯ コメントする









コメントをプレビューする?
ご利用のブラウザ、設定ではご利用になれません。


♯ この記事のトラックバックURL

♯ トラックバック

ABOUT
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
COMMENTS
TRACKBACK
LINKS
MOBILE
qrcode
OTHERS