観劇感想を中心に日々雑感を語ってみる。
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♯ 七月歌舞伎鑑賞教室


@国立劇場中ホール(大劇場)

・義経千本桜〜河連法眼館の場



顔に生傷を負ったまま、仕方ないので薄目のサングラスと髪で傷を隠して行ってきました。出がけに手間取った為に予定の電車に乗り遅れ、自宅→駅までダッシュ。乗換駅でダッシュ。半蔵門→会場までダッシュ。

貧血起こしそうになりながら走ったおかげでどうにか間に合いました。自分の座席の列の横に立った瞬間客電落ちた時には焦りましたが。



まずは春猿さんと笑三郎さんによる歌舞伎解説から。これが面白かった!

春猿さんが番傘片手に回り舞台でせり上がってくると、笑三郎さんは花道からの登場。前説トークの後に、まずは下手の黒御簾さんたちのご紹介。

普段は黒い御簾の中にいるから黒御簾さんなんですが、今日は舞台で演奏してもらいましょう!ということで、センターのでっかいせりで全員がひな壇でせり上がってきたときにはびっくり。迫力ありました。

そして、「歌舞伎の音楽と台詞の関係によく似た芸をする芸人さんが最近いらっしゃるんです。今日は私がそのネタをやってみましょう」と笑三郎さん。何事かと思ったら急に場内が暗くなり、ムーディーな照明が。そして聴き慣れた曲。…そう、「ヒロシ」さんのネタでした(笑)「昨日帰るとき、団体の中学生と一緒になったとです… みんなきゃーきゃー言いながら手を振ってくれました… 「しょうざぶろうさ〜ん!(はぁと)」 複雑です… 僕の名前は「えみさぶろう」なんです…」と、ネタをカマして下さり、場内大爆笑。で、その後に同じことを黒御簾さんの演奏で歌舞伎バージョン。結局何が似てるかといえば「BGMの出だしをしばらく聞いて、音とタイミングを合わせながら台詞を言う」のが同じだそうで。



続いて義太夫さんの登場。今回は上下に電光掲示板が設置されていて、そこに義太夫さんの歌詞が出る趣向。これ、結構助かりました。義太夫さんは演者の感情や動き、台詞を全て代弁してくれるということで、即興で「痛がる男」や「泣き崩れる女」をやってくれました。

その他、付け打ちさんに合わせて見栄を切って下さったり、みんな大向こうの練習したり。最前列に座ってたお子様がえらいタイミング良くて、笑三郎さんに「君、上手いねぇ。歌舞伎初めて?そう、初めてなの。いい筋してるよ!」と褒められてました。

あと、女形の動きの説明をしてくださったんですが、これはトップランナーで染五郎さんも言ってたんですけど「両方の肩胛骨をくっつけた状態で肩を落とす」って姿勢。結構きついです…。これを日常的にやってたら背筋がとても鍛えられると思いました。女子にあらざる肩幅を誇る私もチャレンジしてみようかしら?(笑) そして膝をつけたまま歩く。なんちゅー無理な姿勢!この状態であれだけ綺麗に動いたり、海老反ったりしてるんですよね。いや、すごいわ。

解説の締めに、狐=笑三郎さん、静御前=春猿さんで河連法眼館の場に行く前のストーリー解説をやってくれました。いや、これが良かったんですよ。つーか笑三郎さんて基本的に女形だよね…。立役もやるんだっけ?うん、良かったわぁ。



休憩の後、笑三郎さんの口上から始まって、女中が「出演者一同、既に準備万端整っております。さっさとせんか!(意訳)」と巻きを入れに来る小ネタが入りつつ、本編の開演。



去年見たときは忠信=右近さん、静御前=笑也さん、義経=門之助さんだったかな?とりあえず段治郎義経のあまりのでかさに驚きました…。いや、ヤマトタケルで宙乗りしたときもびっくりしましたが。やっぱ大きいなぁ。死に別れた狐親子の愛と、生きていながら肉親の愛に恵まれなかった自分を語る台詞が良かったです。

静御前の笑也さん。去年見たときよりもなんだか動きが大きかったような。いや、でも基本的に同じ動きしてるはずだし。席が近かったからそう見えたのかしら?相変わらずお美しいです。

で、花道の「シャリーン」て音にまんまと騙されて狐の登場シーンを見損ねました。悔しい…。右近さんは去年よりちょっとすっきりした感じ。でもやっぱりプリプリしててかわゆい狐でした。代役さんと入れ替わってるところが何カ所かわかったんですが、なるほどなぁと。観客を飽きさせない演出がやっぱり素晴らしいと思いました。

とにかくあっちから飛び出しこっちで消えと、変幻自在の狐に客席大喜び。解説での「人が入ってきたら拍手・退場するときも拍手」という言葉をしっかり守り、誰が入ってきても拍手で迎える場内が新鮮だったり。宙乗りの時の手拍子なんかもの凄くてびっくりでした。最後に吹き上がる桜の花びらに「わぁっ!」っと歓声が上がり、終演。満足そうに会場を後にする人々の顔を見てて、チケット取って良かったなぁと心底思いました。で、もう1回くらいキープすれば良かったと後悔しきり。



とにかく楽しませて頂いた2時間でした。これでパンフ付いて3800円は安い。

次回の鑑賞教室も楽しみです。

| お芝居(歌舞伎) | 08:35 | comments(0) | trackbacks(0) | | |

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